2009年09月28日

不借身命の続き


不借身命とは

「仏道を修めるものは自らの身体も命もかえりみない」というような意味で

15年程前
ちょうど私が関西に居を移した頃に

相撲では貴乃花が優勝して横綱昇進の時の言葉が
「不撓不屈の精神で不借身命を貫く」でした

普段聞き慣れない言葉で話題になりましたが、どんな困難にあってもへこたれない 身命を惜しまないで尽くしますという意味なのでしょうね


私も ちょうどその頃、修行していたことがあり
まさに 不借身命の境地でなければ 達成できない事に挑んでいました


人間 一生に一度
あれほどまでに真剣勝負で 命懸けの時間が持てた事は

今 振り返ってみても
よくやったなと我が身にいえる思い出です


今もう一度といわれても 同じ事はもう出来ません

人間 やれる時期もタイミングもあります


その時その時の旬で行くしかない


ただ いま一度 気持ちを引き締め 稟とした

背筋のしゃきっとした
初心を思い出しました



昨日のコメント読んで
最近感じていたこととダブるのですが

自分が何をしたらいいのか

自分には何があっているのかわからない

どっち向いて歩けばよいのか見つけられないと思っている人が

とっても多いということです


このことについて書きたいのですが、また長い文章になりそうなので

改めてUPしますね
  


Posted by 恭子 at 22:19Comments(2)