2008年11月30日

過去


和歌山で親のように愛情をかけてくれた先生の書かれた本をぱっと開けたら
「過去」というページでした
1頁づつ読み切りなのでご紹介します



…………………………… 『過去』

人間は過去にこだわり過ぎます。また、人によって過去へ戻ろうとする人と、未来に夢を求める人があります。
過去を追い求めて何の役に立つだろう。それよりも、いま自分に与えられたすべてを有り難く頂くことである。


大地を見る、空の雲を眺めると雄大でしょう。そうした心に構想力があるのです。雄大な構想力を持つ人が未来の人である。

観音さまの心の窓より 著書・常岡 智寶

……………………………

私も 若い頃に 過去へ戻りたくて やり直しがしたかった事があります
それは 亡き母が 脳溢血で倒れ 全身麻痺で床にふせた時に 母が倒れたのは自分のせいだと思っていた時でした。
人によっては 失恋や離婚・別れ等 失いたくない人との関係が断ち切られた時失意のどん底から もう一度やり直しが出来ないものかと 過去への未練も執着も 自分では どうすることも出来ない状態の時もあるでしょう

仕事等で栄光や名誉を浴びていたのが 上手くたちいかなくなったり、職が失くなり働けるのに働く場所がない苛立ち
過去と今とでは 少なからず 以前のほうが幸せだと思えてならぬ時、 過去へ戻りたいと 後ろ向きになってしまう事もあるでしょう

でも 戻れないし 今を生きて行くしかない

夜に深刻な事は考えないことです

寒くて身体が冷えても肩が凝ります
肩が凝れば呼吸も浅くなります
全身が凝れば 考え方も凝ってしまい カチカチでは名案も浮かびません

食事や飲み物は 温かい物をいただく
体温を上げて 心も温めましょう

お風呂に入って芯から温まりましょう
クヨクヨしていたり
ウツウツしたときは

湯舟にしっかりつかって汗をかくほど ポッカポカになりましょう

さっぱりして 気持ちがほぐれたら 朝まで眠りましょう

そして 朝 目が覚めたら太陽の陽射しを浴びて 空を見上げて 大きく深呼吸しませんか

ゆっくり ゆったり 流れる雲を眺めるのって なかなか気持ちいいもんですよ

長々と、とうとつに書いてしまいましたが

元気に明るく未来に夢を抱く以前のところで

心の中がざわざわして
とても 最初の第1歩も踏み出せない

繊細で 傷ついてる人が
いらっしゃるなって

思ったら 書かずにはいられなかったので


あした てんきに なーれ



Posted by 恭子 at 01:09│Comments(8)
この記事へのコメント
私は 一度だけ 20歳のあの日に 戻りたい やり直したい と 思う時が あります でも それが 出来ないからね〜 今を 一生懸命 生きていくしかないよね〜
Posted by さとまる at 2008年11月30日 06:29
過去に目を向けるのではなく、今あるこの瞬間を大切に生きていくことが有意義ですもんね。

過去にあったことが、すべて意味のあることだと考えれば、戻りたいと願う過去も、自分自身になにか意味があって起こったことなのでしょうね。

このブログを読んだあと、なんだか胸を撫で下ろしのは僕だけでしょうかねぇ〜。

包み込む温かさがある言葉有難うございます。
Posted by そうめん at 2008年11月30日 06:47
>2008年11月30日 06:29
>さとまるさん

さとまるさんも戻りたい時があるんやね
でもやり直さないで生きてきた 今のさとまるさんが じゅうぶん素敵ですよ
今の さとまるさんのこと大好きです
(=∩_∩=)
Posted by 恭子 at 2008年11月30日 15:51
>2008年11月30日 06:47
>そうめんさん

有り難うございます

失う、別れる
今まであったものを喪失する体験は
ほんとうに現実を受け入れられず 辛い経験だと思います
悲しみ 憎しみ 不安 様々な負の感情も経験して 乗り越えて 成長していくのかも知れませんね

未来に夢をみて
今あることに感謝して
前を歩いて行きたいです
(⌒^⌒)b
Posted by 恭子 at 2008年11月30日 22:14
恭子さんのお母様は脳溢血だったのですね。よろの父はクモ膜下出血で突然亡くなりました。

当直勤務だったのですが、トイレで倒れていたらしいです。
多分、夜中に見回りをする前に立ち寄ったのではないか・・・と。

夜中に倒れていたにも関わらず、発見されたのは朝になってからです。
朝の報告の時間になっても、報告に来ないために探したらしいです。

母は、倒れたのが自宅だったら・・・自宅のトイレだったらよかったのに・・・と何度も思ったそうです。

あまり過去に戻りたいと思うことはありませんが、父と逢えるなら戻りたいなと、倒れる前に戻れたらなとは思います。
当時、看護学生でした。できれば父の看護がしたかったです。
Posted by 鳥取県 よろっぺ at 2008年11月30日 23:22
>2008年11月30日 23:22
>鳥取県 よろっぺさん

よろっぺさんのお母様の無念は 突然の事で大変お辛かったでしょうね
よろっぺさんも 若い時にお父様を亡くされて 早いお別れでしたね

私の母親は寝たきりの生活で10年以上過ごして亡くなりました
今は昔に戻りたいとは思いませんが 人間は現実が受け入れられない程 酷く打ちのめされている時は
事実をなかったことにしたいというか 立ち直るにしても 記憶に蓋をして 傷付かないようにしているんだなって 思うことに直面して 今回は ヘビィなこと書いてしまいました
Posted by 恭子 at 2008年12月01日 12:30
今、世の中には沢山そういう方がいらっしゃうような
そんな気がしています。

ちょっと涙が出そうになりました。
私も沢山思い当たることがあります。

夜考えないことです。
お風呂の入って、ポカポカになる。

ホントにこの2つは大事だと思います。

今は立ち直っていますが、また今度何かにつまづいたら
この2つを思い出してみたいと思います。

ありがとうございました。

P.S.不思議な縁で、名古屋の西村先生のお弟子さん(卒業生)の
   OFFICEに今週末行く事になりました。
   1つ1つは繋がっているのですね。
   
Posted by honyo at 2008年12月03日 16:37
>2008年12月03日 16:37
>honyoさん

もうここ何年も自殺者が3万人を毎年超えて 悲しい現実の日本ですよね

将来に希望がもてない不安でたまらなかったら
絶望では人間 生きていけません

思いこまない
深刻にならない
一人でこもらない
誰かに話す(話す相手は選びましょう・自分が傷つかない相手です)

気分を変えるのに
お風呂にはいるのはオススメです
夜はどうしても考え方が暗く憂鬱な思考になるので 朝起きて 出来たら太陽浴びて考えるもオススメです
名古屋の方は私は存じ上げませんが つながっているんですね

西谷先生のHP読まれると 生きていくヒントがいっぱい詰まっています

(=∩_∩=)
Posted by 恭子 at 2008年12月04日 14:15
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