2008年08月16日

おくり盆


仏壇に のりきらないほどの沢山の お供えものが並べられ

父親を囲んで ひ孫まで集まり13日に 迎え盆をしました

このお菓子や果物は16日まで食べれないからねって 子供達にいうと

「うん!」という残念そうな返事

そんな光景をほほ笑ましく眺めて

自分の小さい時を思い出しました

お客様がいらして 何だかとっても美味しそうなお土産を頂いても

ご先祖様が先よ 仏壇に 供えてらっしゃいと言われ
食べたい気持ちを我慢して 待つことを教わりました

それと 怖かった父親よりもっと上手のf^_^; 目に見えない 敬い奉る存在があることも知りました


我が強いというのは

私が 私がと

がを通すというのは

自分が 一番偉くなってしまったのでしょうか?

自然を 人を 敬う気持ちがあったら

がは でしゃばらないでしょうね

自然に対して 畏敬の念を失わなければ

感謝の心を忘れないし

どうぞ お先にと
譲る心も 遜る(へりくだる)心も失わずに

切れるとか
切れやすいとか
言われる精神状態をつくらないですんだのではないでしょうか


ふと 仏壇を前にして
そんな想いに包まれました


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画像は我が家のプチトマトです
父親の愛情に応えて すくすく育ってます
トマトの味がして美味しいです

9月14日和歌山で20絃箏コンサートを企画しています どうぞ聴きにいらして下さいませm(__)m詳しくは8月8日分ブログをご覧ください



Posted by 恭子 at 23:33│Comments(2)
この記事へのコメント
迎え盆とおくり盆は小さいころから結婚するまで毎年していました。
そういう行事(行事と言っていいのかわからないですが・・・)を小さいときから経験できてすごく良かったと思います。

わが子たちはまだそういうのをよく知らないので、ちゃんと教えてあげたいなと思います。
Posted by ぱんちゃん at 2008年08月17日 22:15
>2008年08月17日 22:15
>ぱんちゃん

ぱんちゃんも 小さい時から見て育ったんですね

今になって すごく大切な経験させて貰ったなってしみじみ感じます

文化を伝えるって大事ですよね
ぜひ お子さん達にも伝えられる機会がありますように
Posted by 恭子 at 2008年08月18日 00:32
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